山鯛ブログ

山の寿司屋で鯛一貫

舞姫=バヤデール

にゃごです。

バレエとオペラはストーリーを知ってから行くのが良いと思う。
その方が音楽も演出も楽しめる。
何回もやってる作品ばかりだからネタバレとかそういうのない。

ということで、ラ・バヤデール。
ちゃんとしたあらすじは調べた方がいいよ。
舞台はインド。

メインの話は寺院の舞姫ニキヤと戦士ソロルの恋愛なんだけど、ラジャ(国王)とかガムザッティ(ラジャの娘)とかハイブラーミン(寺院の偉い僧)が出てきて掻き回してく。
ニキヤとソロルは愛を誓ったのに王様が無理矢理娘と結婚させようとするし、ガムザッティぐいぐい来るし、ハイブラーミンはソロルに嫉妬しすぎ。
ソロルとガムザッティの婚約式で王様が邪魔なニキヤを毒蛇に噛ませて殺したとき、ハイブラーミンがニキヤに「私のものになるなら助けてやってもいい」って、なに言ってんだこいつ。
悲しいのに婚約式で躍りを披露したニキヤかわいそう。
ニキヤを失ったソロルはアヘンに手を出して幻覚見まくり。
そこが影の王国っていう有名な場面。
ソロルが幻覚から覚めるともうガムザッティとの結婚式。
でもニキヤに愛を誓ってたから神の天罰、雷が落ちちゃって寺院崩壊の後皆さよなら。
ソロルとニキヤは二人で天に昇りました。
おしまい。

でもニキヤも結構怖いと思う。
ソロルに愛を誓わせるし死んだ後何回も亡霊として出てくる。
まあソロルが望んで見てるならしょうがないね。
ソロルはもっとしゃんとしなさい。駆け落ちするなら早くしなさい。

ニキヤの身体仕上がりすぎだった、素晴らしい。
ガムザッティとニキヤの衣装は対照的で綺麗。
観に行って良かったと思える作品でした。